毎日をていねいに生きる

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昨日、かねてよりお会いしたかった「森のイスキア」の佐藤初女先生のお話会に参加してきたんだけど、御年92歳。お若くて、お元気で、とーっても可愛らしいおばあちゃまだった! 小さな体で、でも心は限りなくおおらかで本当に素敵で、お会いできて良かった。

初女先生が大好きだというマザーテレサのお言葉。初女先生が朗読されてじんわり染み入って、すぐに泣いてしまうワタシは案の定、ポロポロ。。

 

『主よ、私をお使いください』

主よ、今日一日 貧しい人や病んでいる人を助けるために 私の手をお望みでしたら 今日、私のこの手をお使いください。

主よ、今日一日 友を欲しがる人々を訪れるために 私の足をお望みでしたら 今日、私のこの足をお貸しいたします。

主よ、今日一日 優しい言葉に飢えている人々と語り合うため 私の声をお望みでしたら 今日、私のこの声をお使いください。

主よ、今日一日 人は人であるという理由だけで どんな人でも愛するために 私の心をお望みでしたら 今日、私のこの心をお貸しいたします。

 

ゆっくりゆっくり、ていねいにお読みになる初女先生の朗読は、あたたかくて優しい。

 

“生きるって何ですか?”という質問に対して、先生が仰ったのは “生きることは、何かのお役に立つこと”

常に自分のコトを考えがちな毎日で、もちろん自分を大切するコトだって必要だけど、きちんと周りを見渡して受け入れること。

先生はご自身でも仰っていらしたけど、あっさりとした話し方をされる。だからとても分かりやすくて、すっと腑に落ちてくる。お話の中で何度も「うん、うん!」と共感することがたくさん。

「私は座って祈ることがあまりできないので、生活すべてが祈りと思っています」

歩くことも、お掃除することも、誰かとお話しすることも、もちろんお料理することだって。

 

このお話会の帰路で、ふんわり思ったこと。

“本当の豊かさって何だろう?” 何年もずーっと自分に問いかけてきたこと。

初女先生は「食」についての話題になると、さらに楽しそうにお話される。ワタシにとっても「食」はとても大切で、これも「豊か」なことの一つ。

食事の支度をすることも、食事をすることも、その空間も、一緒に過ごす相手も、すべて。

お話会の翌日、今日作った食事は、何てことのない普通の食事だけど、ていねいにゆっくり優しく作ったから、やっぱりとても優しい味だった。

 

そして・・・久しぶりに思い出した。20代の頃に自分できめたこと。

 

“毎日をていねいに生きよう”