ヨガのクラス
自分がどんなクラスをやっているのか?
前からずっと気になっていた。
生徒さんたちがワタシの一挙一動を細かに見ているのが、最近やたらと気になる。顔をこちらに向けて、ワタシのコトバに意識を向けている。
言葉の選び方・声の抑揚・手の動き・アジャストに入るタイミング。 すべてがライブだ。
ある生徒さんに言われたことがある。「同じ先生でも、日によって声の質とかトーンが違ってて、雰囲気というか空気感が違う」
‘‘先生”と呼ばれることに面食らって、気後れしていた頃…
‘‘先生”と呼んでいたワタシのことを、いつの頃からか ‘‘じゅんこさん”と呼ぶようになったり…
ヨガを通してたくさんの人たちに出会えた。教えるようになって、更にたくさんの人たちに出会えた。
たくさんの人たちが来ては去っていく。
もちろん普段の自分たちの生活があって、その中に組み込んでいく「ヨガの時間(プラクティス)」だから、しっかり根を張るまでには時間がかかる。定着する前に辞めちゃうと、ヨガって所詮その程度のものか…と少し淋しくなることもある。
せっかく出会えたんだもの。「あ〜気持ちよかった」と1回きりで終わらせるのではなく、ただのお稽古事にしてしまうのでもなく、きちんと続けてほしいと思うのは、こちらのエゴなのか?と思ったりもする。
そうかと思えば、何となくふらっと軽ーい気持ちでやってみて、ずっーと続いてたり…
その ‘‘ライブ”
余韻が心地良ければ、また戻ってくる。 残り香に誘われて… ワタシのように。。