手に持てるくらいのニモツ と 歩くくらいの速さで暮らす

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このところ何かとパタパタしていて、気づけばいろんなコトに(いい意味で)振り回されていて、時に感情的になりながらもそれを楽しんでいるワタシがいた。

思えば、ワタシはホントにずいぶん変わった。外側も内側も、周りの環境やヒトとの関わり方も。

この数年間、本当に本当にたくさんのことがあり過ぎて、自分でも笑ってしまうくらい・・・ よくやったなあと思う。いーっぱいイヤな気持ちになってドドーンと滅入って、それでもやっぱり朝が来て一日を始めなくてはいけないコトや、自分を駆り立てて前に進まなきゃならないコト、甘えればいいのに甘え方を知らずに意固地になったり・・・

30代の半ばはそういう時期なのかもしれない。たくさんのコトを経験して、自分が出来るコト出来ないコトに気づいて、そうして30代後半でようやく自分の強さも弱さもすべて受け入れられるようになって・・・

ヒトと関わることや言葉を交わすことが以前ほど苦痛ではなくなったし(むしろ楽しんでいる自分に出会えたり)、自分の感情をオモテに出すことにも抵抗がなくなった。嫌いなコトは嫌いと言っていいし、好きなコトはとことん好きでいいと思える。今では大きな口を開けて笑えるし、甘えたり頼ることも覚えた。急ぐ必要などないし、無理に我慢しなくてもいい。

 

ずーっと前にどこかで出会った一文を、ふと思い出した。

“手に持てるくらいのニモツと歩くくらいの速さで暮らす”

少しずつそのことを分かり始めたのかなあ・・・?

 

自分に必要なモノや自分のペースを理解してあげること。 ニモツが増えて重くなったら手放せばいいし、歩く速さは自分で決めていい。それは本当に気楽なこと。気が楽になるとカラダも軽くなる。そうすると、踏み出す一歩も軽くなる。

鼻歌でも歌いながら、空を見上げたり周りの景色を楽しんだり、時には寄り道をしながら・・・