私がテレビを見ない理由

いつからだろう？　もうずいぶん前からテレビを見なくなった。新聞さえも。

世の中の動きは、電車の中にある小さなモニターで事足りる。FBでも十分なほどだ。たくさんの情報があって、その情報が時に一人歩きをし、尾びれ背びれをつけ、それに振り回される人たちで溢れる。真実かどうかも分からない情報を鵜呑みにし、それを周りに拡散していく。

テレビからは目をそらしたくなるような、耳を覆いたくなるようなコトがほとんどで、ほんのわずかの温かい情報に人間味を感じたりホッとしたり。。　でもそれさえも、うんざりで疲れてしまう。

いつからだろう・・？　たくさんの情報で自分が疲れてしまうことに気づいて、だから自分の中からテレビをシャットアウトしたのって。

母親に「ニュースを見なさい」と言われようと、「あなたは世の中のことを知らなすぎる」と言われようと、絶対に拒否した。自分のココロがいかに脆くて、繊細なのかを思い知った。ココロが沈んで、すぐにヘコタレてしまう。たった一つの記事で悲しくなって涙がこぼれてしまったり、自分の無力さにあきれてしまったり、周囲の無神経さに腹が立ったり・・

情報量はどんどん増え、無神経さはさらに加速し、留まるところを誰も知らない。

世情は心情に反映され、自分自身にも影響を及ぼす。

あ〜あ、誰かが誰かに惚れた腫れたってくらいの色恋沙汰の話題でも疲れちゃうのにね！