グルはいつも私のそばに

いつの頃からかヨガのセンターにレジデンスで住み始めて、いつの間にかセンターの子どもみたいになっていた。

毎朝の瞑想は苦痛でもなく、キルタンもさらさらとカラダの中に入ってきた。

きれいなアーサナをすると言われれば素直に嬉しかったし、チャンティングの声がキレイと言われるのもとっても嬉しかった。

“修行みたいですね” と言われることもあったけど…  当の本人はそんなコトなどどこ吹く風。

いろんな人に会える場所でもあったし、いろんなことに直面する場所でもあった。 もちろん良いことも悪いことも。

でも… 何があっても、やっぱりココは二人のグルに守られている場所。

アラティが終わって施錠し、消灯後の建物はひっそりと静寂に包まれる。そのなんと心地よいこと。

大好きな先生がこんなことをお話してくださった。

“TTを受けた人には、もれなく二人の先生がついてくる。どんなコにも。だから何があっても、大丈夫。ちゃんと守ってくれる。”

2年かかって、ワタシはようやくそのことをきちんと理解できた気がする。

たっくさんの人たちから助けられて支えられてきた。でも私が思っている以上に更にたーっくさんの人たちが助けてくれた。“運が良かった” とか “タイミング” などで片付けられるものでない。本当に必要な時に必要な分だけ与えられる恩恵。

そう。だから何があっても大丈夫。二人のグルはいつも私のそばに。